
千代田キワニスクラブは、国際福祉団体・キワニスインターナショナルの日本支部に属する福祉グループです。キワニスKIWANISは、ロータリー、ライオンズと並んで、世界3大福祉団体と認知され、世界中にその活動を展開しています。
千代田キワニスは、2011年に発足した女性だけのグループです。社会に広がる貧困や格差、虐待やいじめに苦しむ子供たち、そうした社会の不幸に関心を持って、何かできることを、と毎日の生活の中で感じていた人たちの集まりです。一人ではできない、一本の手では延ばしても届かない、でも同じ思いを共有する複数が集まれば何かできるのでは、というのが共通の思いでした。
キワニスのモットーは、“Children First”です。私たちもこれに準じて活動の中心として、児童養施設の子供たちの支援をおきました。養護施設の子供たちは、日本の福祉政策の充実とともに環境的にも物質的にも不幸な状態にあるわけではありません。しかしながら、親の支援なくして社会に自立していく、恵まれた家庭で育った学生と同じスタートラインに立つというには、あまりにも大きな格差のもとにあります。私たちは発足後、活動の具体的な中心として、そうした養護施設出身の学生に、生活支援の奨学金を支給する活動を選びました。私たちのクラブの規模では大きな人数の支援はできませんが、毎年、社会に巣立っていく学生に幸せな人生を祈る気持ちは、我が子を巣立たせる思いと同じものです。
私たちのグループはこうした社会への関心と具体的な支援活動で、互いに仲間としての心の繋がりをもっています。それは人数の多い団体によくみられる幽霊会員がないことでも実感できます。私たちはそれぞれができることを、という思いをいつも持っており、それを中心として動いています。そしてこうした社会にある不幸への関心の共有という意味で、友人、知人、そして未知の方々とも繋がっていると考えています。
会員であってもなくてもいい。互いに手をとりあって、この心の繋がりを具体化していければと思います。選挙で一票の重要さが説かれるように、私たちができることをするというささやかな努力が、社会をよくするものだ、と信じています。
会長 澤井敏子
